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象牙について
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象牙に関する一般知識
象牙は、昔から貴金属・宝石と同様、王室や貴族の宝物として貴ばれてきました。とくに彫刻に適しているため、世界中の彫刻家から素材として愛用され、きめ細かな乳白色の色調の美しさとその気品で、工芸品としての価値を高めています。
愛蔵の起源は旧石器時代といわれ、エジプト・ローマ・ギリシャ時代には美術装飾品として時の権力者のステータス・シンボルとなっていました。

象牙は、6世紀頃、わが国にさまざまな影響を与えていた中国から渡来しました。
当初は加工済みの製品を輸入していましたが、後に原材料として象牙を輸入するようになります。
やがて象牙製品は、彫刻品をはじめ印鑑・装身具・茶道具および楽器部品など、私達の生活になじみ深いものとなっていき、その伝統的加工技術は、わが国固有のものとして発展し、永く継承されてきました。
象牙製品
彫刻品 諸仏像・七福神・能人形など。
美しい乳白色をしたきめの細かさ、象の牙という生き物の体の一部であったことによるほのかな温もりなど、格調の高さが根強い人気を博しています。
彫刻品イメージ
印鑑 象牙には繊維があるため、細かな彫刻や細工がしやすく、また欠けにくい素材でもあるので、印材として最適です。乾燥した時期には水分を貯め、つゆ等の湿度が高い時期は水分を出すため朱肉のなじみがよく、にじまないのが特徴です。
古来より印鑑として愛用されています。
印鑑イメージ
装身具 ブローチ・ペンダント・イヤリング・ネックレス・ブレスレット・カフスボタン・ネクタイピン・ループタイなど。帯留・根付にも大いに愛用されてます。 装身具イメージ
茶道具 茶入れ・なつめ・香合香炉・茶杓・茶さじ・楊枝・花生・水指など。
茶道具には昔から象牙が高級品としてよく利用されます。
茶道具イメージ
楽器部品 ピアノの鍵盤・三味線や琵琶のバチ・琴の爪など。
触感と音色への影響が最良であるとされています。
楽器イメージ
その他小物 夫婦箸・数珠(ジュズ)・名札・他種々に高級品として昔からよく利用されています。 小物イメージ
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象牙取扱いの規制
ご紹介してまいりましたように象牙は様々な製品となって皆様の目に触れてまいりましたが、平成元年('89年)第7回ワシントン条約締約国会議において、個体数の保護を目的として、海外からの持込が禁止されました。
今も象牙の売買が続いているのは、以前からの国内在庫と平成11年('99年)に一時的な措置として輸入されたボツワナ・ジンバブエ・ナミビア産約50トンの原材料があるためです。
又、平成元年(`89年)以前より国内に存在していた象牙も(財)自然環境研究センターに登録することによって売買等が可能になります。なお、象牙を所持しているだけでは規制の対象にはなりません。
是非 −象牙買取り− のページ(オンラインショップ)をご覧になり、お問合せください。
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これからの象牙
平成11年('99)に約50トンが輸入された後も更に厳しい管理制度の下に、彫刻製品等を作ってまいりましたが、2007年 6月にオランダのハーグで開かれた第14回ワシントン条約締約国会議で、アフリカ南部 4カ国 ( 南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ ) から日本への象牙の輸出申請が承認されました。

4カ国の輸出総量は 60トンから200トンになる見込みで、相手国として日本の他、中国も管理体制によってはという条件付で将来輸入国となる可能性があります。
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